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メモ風背景 横長.png

店主のメモ

【みくじ】
本名は「三九二 至楽」
嘗て常世神を祀った神社の子孫だよ。
むかーし、1400年程前。本来その神社は地主神を祀っていた
けど不作が

続き、憂いていたときに“大生部多”という祈祷師に唆され地主神を捨て虫を“常世神”と崇めて祀ってしまった。

その結果、一族は地主神に嫌われ畑の土はやせ細り僅かに実った野菜には虫が湧き、一族は後戻りも赦されず気が触れて飢えて死ぬまで虫を神として崇め続けた。僅かに生き残った一族は途中で道を分ち、本家は地主神に赦してもらうために勤め、分家は未だに常世神を祀っている。

彼は分家の人間だけど5歳の頃に交通事故で両親がなくなり、本家に養子に入っている。
その際に自身も溺死状態になって左目を失ったそうだよ。その結果彼は
神の領域に近い存在になり、神は彼の半身を持ってっちゃったみたい。
地主神を捨てて未だに裏切り続けた罰当たりな一族だから他の神様にも
嫌われててあらゆる神社に入ることできないらしいよ。
でも、彼も神様に赦して貰えるよう修行中だよ。

折紙食堂

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